ビアバー×ラフオーク
茗荷谷のクラフトビールとピザのお店

2023-04-06 公開

こんにちは!総務広報部の中野です。

先日、床材にラフオークをご使用いただいたビアバー(東京・茗荷谷)にお邪魔しました。とってもカッコイイ内装、居心地もよくお料理もおいしく駅近で行きやすい!ぜひ皆さんにご紹介させていただきたい!ということで、取材を依頼。オーナー平松さんに、お店のコンセプトから床材に関する思い、今おすすめのメニューまでいろいろなお話を伺いました。

商品|ラフオーク フローリング
塗装|無塗装(現場ワトコオイル塗装)
 色|ダークウォルナット
品番|PHFL0270

以下、平松さんの声をお届けします。

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平松さん(中央)とスタッフさん

茗荷谷駅すぐ、国内外のクラフトビールとピザのお店

クラフトビールの専門店とピザがメインのお店で、2021年の10月にオープンしました。

「PDX TAPROOM」というポートランドのクラフトビール専門店の2号店で、「WEDGE BOTTLE SHOP & PIZZA(ウェッジ ボトルショップ&ビザ)」というお店です。クラフトビールの樽生を10種類と、缶やボトルなど約150種類を国内外からセレクトしてラインナップしています。

お店の名前は、ポートランド(アメリカ・オレゴン州)へ留学していた際のホストファミリーに敬意を表して、ラストネーム「WEDGE」を使っています。

約150種類のクラフトビールが並ぶショーケース

”ビールを飲む”だけじゃない、クラフトビールの文化を伝えたい

ポートランドは環境に配慮した都市で、大量生産よりハンドメイド、廃棄するものに付加価値をつけてアップサイクルする、地元出身者によるこだわりのあるレストランや、オリジナリティあふれる屋台などが多く存在し、地元住民が地元の産業を支えています。

ビールを飲むことは時間を味わうことであり、散歩の途中で立ち寄ったり、読書をしながらビールを味わったりと、「飲みに行く」より「カフェに行く」という感覚で、生活の一部として定着しています。

そのような、ビールを作っている人、生活している人、その地域やコミュニティなど含めたものがクラフトビールの魅力だと思っています。その魅力を皆さんに知っていただきたい、楽しんでいただきたいとの思いから、生まれ育ったこのエリアに出店しました。

天井の照明はハンドメイド

アメリカのブルワリーをイメージ、インダストリアルな内装

アメリカのクラフトビールのブルワリーやタップルームは、何かの倉庫をリノベーションして使っている所が多いので、それを踏襲したく、内装はインダストリアルなイメージを希望しました。

内装業者さんは、渋谷の1号店のお客さまのご紹介でした。もちろん他の業者さんにも相談しましたが、こちらがもっとも思いを汲んだ提案をしてくださいました。

シルバー基調で木やアイアンを使って、さびた感じのトタンなども、と無骨でラフなイメージで。カウンター、テーブル、照明・・こんな感じで、と伝えました。照明はシャンデリアと聞いていたのでどんなものができあがるのかと思ったら、これハンドメイドなんですって。大変すぎてもう二度と作りたくない(笑)と言われました。

インダストリアルな店内

床材選び〜オープン後1年経過して

当初は本場のタップルームらしく全面モルタルをイメージしていましたが、既存の打ちっぱなしの床をヴィンテージ風にして活かすことになりました。それに合うラフな床材を、ということで床材はラフオークに決定!実際に張られたところを見て、こんな感じ!と決めました。

オープンしてから1年4ヶ月経ちますが、気になるところは何もないです。実は、ビールは糖分が多いので染み込んだら虫が来ないかな?ベタつかないかな?と懸念するとこだったのですが、特にないですね。ギシギシすることもなく、表面のラフさとオイル塗装の色味もあってか汚れは目立たないし、油染みも味かな。”何もない”というのがいい、と思っています。

ビールと一緒に!旬の食材を活かしたピザ

ビールのスタイルとしてIPAを中心に置いています。国内の風合いのいいブルワリー、海外製は日本に入ってきたばかりや勢いのあるものをセレクトしています。また、これから先暑くなっていく時期にはアルコール度数低めでごくごく飲めるスタイルのものを、逆に秋から冬にかけてはアルコール度数ちょっと高めでゆっくりと飲めるしっかりしたスタイルのものを置くなど、シーズンによってビールのラインナップを変えています。

お料理はピザメインですが、定番のマルゲリータに加え、季節によって旬の食材を使ったピザがあります。秋はサンマ使ったり、ハロウィンにはイカ墨を生地に練り込んだり、今は魚介を使ったクラムチャウダー仕立てのカルツォーネ(包み焼き)がおすすめです。ピザ以外のメニューでは、秋は舞茸、夏はとうもろこしのバター醤油、今は太めの甘い千寿ネギの一本丸焼きとか、ピザ窯を使ったお料理もおすすめです。季節やビールに合わせたメニュー作りをしています。

ちなみに、千寿ネギに添える塩は、ビールに合わせたオリジナルのスタウト塩です。

クラフトビール、千寿ネギとスタウト塩

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平松さん、そしてスタッフの皆さん、ありがとうございました。

内装業者さんと平松さんのお店作りのワクワクが伝わるでしょうか?イメージをどんどん形にしていく過程をとても楽しそうにお話しいただきました。ハンガーフック・テーブル・照明までハンドメイドなんて!まさにポートランドの文化ですね。

皆さんにはおいしいビールとお料理と共にポートランドの風を感じつつ、すっかりお店になじんだラフオークも見てもらえたらうれしいです。

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店名     WEDGE BOTTLE SHOP & PIZZA(ウェッジ ボトルショップ&ピザ)
住所     東京都文京区大塚1-1-13
電話     03-5810-1611
アクセス   東京メトロ丸ノ内線 茗荷谷駅 出口2から徒歩1分
Instagram   http://www.instagram.com/wedge_tokyo/

※店舗情報は2023年3月時点の情報です。

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