たまに見かけるF☆ ☆ ☆ ☆は何のマーク?なんて読むの?

2021-05-06 公開

こんにちは!
コラム担当、肉じゃが大好き「遠視めがね」です!
肉じゃがっていいですよね!
味が染み込んだじゃがいもとお肉、糸こんにゃくにくたくたの玉ねぎ・・・あぁ、考えただけでお腹が・・・。
ちなみに我が家の肉じゃがにはにんじんは入りません。入るのも好きです。

さて、本日の記事は「F ☆ ☆ ☆ ☆」について!
なんだかんだ結構お問い合わせをいただくこの件について詳しく書いていきたいと思います。

▶F☆☆☆☆とは
▶シックハウスとは
▶告示対象外と無垢フローリング
▶まとめ

F☆☆☆☆とは

まずはこのF☆☆☆☆は何と読むのでしょうか。
あまり馴染みがないかもしれませんがこれは「エフ フォースター」と読みます。
「フォースター」と略したりします。
Fはホルムアルデヒドの発散濃度を示した基準で、F☆☆☆☆の他にF☆☆☆(スリースター)やF☆☆(ツースター)が存在します。
これらは等級区分に対応する表示方法で、詳しくは以下のように定められています。

建築基準法ではこの表に準じた形で使用制限がかかります。
F☆☆☆☆に使用制限がないのは発散濃度が非常に低いため、建築基準法の規制を受けずに使用ができるためです。

シックハウスとは

ではなぜこの様な基準が存在するのでしょうか?
それは、シックハウス症候群の原因の1つがホルムアルデヒドだからです。
この名前は耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。

厚生労働省によると『近年、住宅の高気密化などが進むに従って、建材等から発生する化学物質などによる室内空気汚染等と、それによる健康影響が指摘され、「シックハウス症候群」と呼ばれています。』とのことです。

シックハウス症候群の症状は「目がチカチカする」「鼻水」「のどの乾燥」「吐き気」「頭痛」「湿疹」など人によってさまざまです。これらの症状から風邪や花粉症と勘違いされることもあります。

原因としては上記の通り住宅の高気密化や、高断熱化などが進み、化学物質による空気汚染が起こりやすくなっているほか、湿度が高いと細菌、カビ、ダニが繁殖しやすくなります。それだけではなく、一般的な石油ストーブやガスストーブからも一酸化炭素、二酸化炭素、窒素酸化物などの汚染物質が放出されます。たばこの煙にも有害な化学物質が含まれています。シックハウス症候群は、それらが原因で起こる症状です。

人に与える影響は個人差が大きく、同じ部屋にいるのに、まったく影響を受けない人もいれば、敏感に反応してしまう人もいます。
主な防止対策として「①カビ・ダニ対策」や「②化学物質対策」があげられており、ホルムアルデヒドは②の化学物質対策に含まれます。
そのためF☆☆☆☆の様に一定の基準が設けられているのです。

ホルムアルデヒドは刺激臭のある無色の気体で、水に溶けやすくさまざまな樹脂の原料ともされており、中でも接着剤、塗料、食器、繊維の加工など広く利用されています。
ちなみに水に溶かした水溶液は「ホルマリン」と呼ばれ、消毒剤や防腐剤に使われています。

また、ホルムアルデヒドの他にはクロルピリホスが該当します。
このクロルピリホスは毒性の強い有機リン酸で、防蟻剤や農薬として使われてきましたが、2003年の建築基準法の改正により居室のある建物への使用は禁じられており、国土交通省の資料でも『居室を有する建築物には、クロルピリホスを添加した建築材料の使用が禁止されています。(令第20条の6)』と記載されています。

告示対象外と無垢フローリング

上記の規制以外に告示対象外というものも存在します。

ホルムアルデヒドの発散がほとんど認められないことから、居室の内装仕上げや天井裏等に、規制を受けることなく使用することができるものを言います。
無垢フローリングもこの告示対象外の建材に含まれているため、住居における使用制限はなくお使いいただける建材です。

よくお客様からF☆☆☆☆の認定書を送ってほしいというご依頼をいただきますが、元々告示対象外の商品ですので認定書などは存在しません。安心してご使用いただければと思います。

ただし、告示対象外であっても建築材料を素板として二次加工した場合には、使用される接着剤等に応じて、シックハウス対策に係る規制対象となる場合があるのでご注意ください。

※プレイリーホームズで取り扱っている「三層フローリング」「複合フローリング」についてはまた別記事で詳しく掲載しています。詳しくはそちらをご覧ください。

まとめ

いかがだったでしょうか。
F☆☆☆☆からシックハウスのこと、無垢フローリングとの関係性までを解説していきました。

もちろん上記だけでなく原因はまだはっきりとしていない部分もありますが、表示方法とその内容が分かればどの商品が安全で安心できるのかが分かってくるのではないでしょうか。

住宅は建てて終わりではなくメンテナンスなどを重ねて一緒に育っていくものだと思います。
そのため使われている建材や素材に関してもある程度知識をつけなければならない部分も多いはずです。
建築基準法のすべてを知る必要はありませんが、自分の健康や一緒に住む家族の安心のために知っておきたいこともありますよね。
このコラムでは樹種の選び方や特徴、実験してみたシリーズを通して皆様のお役に立てる記事をこれからも書いていきたいと思います。

それでは最後までご覧いただき誠にありがとうございました!
また別の記事でもお会いしましょう!

ではでは。

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