経年美化
時を重ねて、
美しく深みを増す佇まい
「経年変化」という言葉があります。
年月が経つにつれて素材が変化する様子を表しています。
一般に経年変化は劣化を意味することが多いですが、
古民家や寺社建築に使われてきた木材は、
長い年月の中で丸みや艶、深みのある色合いを増し、
傷さえも記憶として価値を持つ存在へと変化してきました。
この変化は「劣化」でしょうか?
むしろ、新品のときとは違う魅力を増しながら、
美しく変化しているのではないでしょうか。
素材は手間をかけることで、美しく変化しながら
長く使い続けることができます。
年月とともに価値を高めていく「経年美化」こそが、
本物の素材が持つ本質的な価値だと考えます。
AGING
経時
年月の経過とともに、日光による変色、成分の変化や、毎日手足が触れたりすることで、素材は少しずつ変化していきます。日々の変化はとても小さくて、なかなか気づくことはありませんが、例えば家具を動かしたときなどに見つける日焼けの跡などが、時の流れや歴史の積み重ねを感じさせてくれることでしょう。
TIME AND EFFECT
手間暇
どんな素材も、新しいときはきれいで整っていますが、毎日の生活の中で、少しずつ汚れたり、擦れたりします。手入れをせずにそのままにしておくと、汚れや傷がひどくなって、修復が困難になり、愛着も持てなくなってしまいます。
日々掃除をしたり、ときどき手間をかけてお手入れをして、手間暇をかけてあげることで、自然と長持ちして味わいも生まれ、さらには愛着も湧いてくるでしょう。
MATERIAL
素材
シルバーアクセサリー、革製品、家具、腕時計、そして木材。
表面だけを整えたモノとは違って、本物の素材は表面が剥がれることはありません。染みができたり、キズがついても、表面を少し削ってあげれば、きれいな状態の素材が顔を出して再び元のきれいな状態にすることができます。本物の素材だからこそ、手間暇を「かける」ことができるのです。
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