こんにちは。プレイリーホームズです。
これまで無垢床材の「お手入れいろは」前編、ワックス編とご紹介してきましたが、今回は「後編」と題して、ひどい汚れがついてしまった時のお手入れ方法をご紹介します。

「子どもの涙やマグカップの水滴がいつの間にかシミに…」「重たいものを置いてへこんでしまった」…なんてことは、暮らしていればよくあること。中でも、シミやへこみといった物理的な汚れや傷は、なんだか直せないような気がしますよね。
…でもご安心ください!正しく対処すれば、傷を目立たなくさせることはもちろん、きれいに汚れを落とすこともできますよ。
1. お手入れの前に「塗装の種類」を確認しよう
使用している木材が同じであっても、塗装の種類によってお手入れ方法は大きく変わります。まずはご自宅の塗装の種類を確認していただくと、トラブルもなく安心ですよ。
今回は、2-1〜2-3章では「オイル塗装」、4-1〜4-3章では「ウレタン塗装」の汚れや傷のお手入れ方法をご紹介します。気になる汚れのお手入れ方法を見つけていただけると幸いです。
これを見れば大丈夫!「塗装別の汚れ・傷修復」一覧
2. オイル塗装の場合(UVオイル塗装品を除く)
「オイル塗装の床についた汚れって落とせないんじゃないの…?」とお考えの方。
ご安心ください。床材の種類にあったお手入れ方法を押さえれば、諦めていた汚れやへこみ傷を直すことができますよ。
2-1. 水性ペン・油性ペン・クレヨンの落とし方
・用意するもの:消しゴム/推奨クリーナー
「あぁ!こんなところに落書きがぁ!」そんな時は筆箱の中にある消しゴムでゴシゴシっと。推奨クリーナーを使用しても汚れを落とすことができます。(木目の内部や表面加工などに入り込んだ汚れは取り切れないことがあるためご注意ください)


塗装ごとの推奨クリーナーについては「ワックス編」で詳しくお伝えしています!
2-2. ひどい汚れの落とし方・切り傷の直し方
・用意するもの:サンドペーパー(#180や#240がおすすめ)/仕上げの塗料
サンドペーパーは100円ショップで売られているものでOK!汚れの範囲や程度に合わせて荒さの調整も可能です。



気になる汚れを削った後は、塗料で最後の仕上げ。削って白くなってしまった部分に塗料を塗り込みましょう。
(詳しくは「3.補修の仕上げに最適!『コンパクトサイズ塗料』」をご覧ください)
2-3. へこみ傷の直し方
重たいものを落としてできてしまった「へこみ傷」は、おうちにある道具で簡単補修。おもちゃを落とした時のへこみ傷も直せちゃうんです…!
・用意するもの:針/濡らした布/アイロン


傷の周辺をチクチク…!

濡れた布を置きます。

アイロンを当てると…

目立たなくなりましたね。
アイロンの当て方などは、動画で詳しくご紹介しています。
→詳しい方法はこちらから
3. 補修の仕上げに最適!「コンパクトサイズ塗料」

オイル塗装の場合、補修の仕上げに床材と同種類の塗料を塗るだけで、補修跡が目立たなくなります。「床に塗装なんてしたことないし、塗料を買ってもサイズが大きくて余ってしまいそう…」と思う方は、サンプルを取り寄せて必要な量や乾く時間を確認してみてはいかがでしょう。サンプルの取り扱いがない商品でも、コンパクトサイズの塗料を販売している場合もございます。
弊社でも「リボスオイル塗料」「オスモオイル塗料」「クランプオイル塗料」と豊富にご用意しています。ご自宅の床材にあった塗料の購入先を確認しておくと安心ですね。
リボスオイル塗料は全種類50mlの小瓶の取り扱いがございます。
→リボスオイル「クノス(50ml)」塗料はこちら
オイル塗装別に見る「塗料」&「お問い合わせ先」一覧
| 塗装種類 | 塗料 | お問い合わせ先 |
| リボスオイル (エコプレーゼV・エコプレーゼ) | 商品に塗装されているものと同じ リボスオイル塗料 | プレイリーホームズ株式会社 TEL:052-930-7855 |
| オスモオイル | 商品に塗装されているものと同じ オスモオイル塗料 | オスモ&エーデル株式会社 TEL: 0794-72-2001 |
| クランプオイル | クランプ塗料「Har Wax Oil」 | プレイリーホームズ株式会社 TEL:052-930-7855 |
| 春風オイル | 商品に塗装されているものと同じ 春風オイル塗料+「#701クリヤー」 | サンユーペイント株式会社 TEL:06-6392-0151 |
| ボナオイル | 商品に塗装されているものと同じ ボナオイル塗料 | 株式会社オカベ TEL:0763-52-4069 |
| ナチュラルVコート | 商品に塗装されているものと同じ ナチュラルコート塗料 | プレイリーホームズ株式会社 TEL:052-930-7855 |
4. ウレタン塗装の場合
無垢材の上にツルツルとした塗装を施したウレタン塗装。汚れが落としやすく人気の塗装方法です。小さなお子さまがいる皆さまが一番気にされているであろう、水性・油性ペン、クレヨンなどの汚れは、お部屋にある道具だけで簡単に落とすことができますよ。
4-1 水性ペンの落とし方
・用意するもの:針/雑巾/中性洗剤/ぬるま湯
中性洗剤を溶かしたぬるま湯で雑巾を濡らし、かたく絞った雑巾で拭くときれいに元通りに。

4-2 油性ペン・ひどい汚れの落とし方
・用意するもの:消しゴム、またはベンジン/無水エタノール
消しゴムで汚れを落とすことができます。もし落ちない場合は、「ベンジン」や「無水エタノール」を付けた布で拭くと汚れが取れる場合があります。どちらも薬局などで気軽に手に入れられるので、ぜひお試しください。
(木目の内部や表面加工などに入り込んだ汚れは取り切れないことがあるためご注意ください)


4-3 切り傷の直し方
・用意するもの:補修道具


補修道具を使って、ある程度の切り傷を補修することが可能です。おすすめの道具や詳しい方法を動画でご説明していますので、ぜひご覧ください。
→詳しい方法はこちらから
※ 注意点
ウレタン塗装の床材は塗装が厚い分、切り傷や凹み傷はあまり得意ではありません。特に木目に沿っていない切り傷は、補修跡がはっきり残ってしまうことも。どうしても気になる傷ができてしまった場合は、床補修の専門業者へお問い合わせいただくと安心です。
5.さいごに
無垢床材の「お手入れいろは」前編、ワックス編、後編を通して、傷や汚れの対処方法をご紹介しましたが、すべてを補修する必要はありません。暮らしの記憶として残し、一緒に年月を重ねていけるところも無垢床材の魅力。
それでも「やっぱりどうしてもここは気になるなぁ」という汚れや傷がついてしまった時。そんな時はこのコラムを思い出して、実践してみてくださいね。
●これさえあれば無垢床材のメンテナンスはOK!
→無垢床材フローリング「メンテナンスBOOK」はこちらから
※床補修の専門業者のご案内についても記載しています。
