木材2部 部長

田島 崇生Takao Tajima

2001年入社

「やってみる」となんとかなる。
「やってみる」とオモシロイ。

Story.01

ただの英語好きな青年が、
偶然の巡り合わせで出会った天職。

子供の頃から、英語や海外に興味があったと思う。きっかけは、なんだったんだろう?小学校の時に学校に赴任してきた、外国人の先生だったのかもしれない。あるいは、ボーイスカウトで一緒にキャンプをした外国の男の子。言葉が通じればもっと楽しいのにと、思ったことがあったっけ。そんな経験が土台になって、就活の時に目指したのは旅行業界。だけど、ことごとく不採用になり(今では幸運だったと思っている)、最後に目に留まったのがプレイリーホームズだ。

ご縁があって入社して以来、北欧はスウェーデンやフィンランドを飛び回って住宅用の内装材を仕入れたり。マレーシアから新商品を輸入して国内に展開する仕事を任されたり。中国からフローリング材を仕入れる部署を担当したと思ったら、また北欧担当に戻ったり。思えば、偶然に出会った会社に飛び込んだ結果、ワクワクする経験をたくさんさせてもらっているのだから、人生って分からない。

Story.02

「やってみなよ」と背中を押され、
自信がついた。

もちろん仕事人生の全てが、面白おかしい出来事だらけだった訳じゃない。例えばあれは、入社5年目のこと。とある新築マンションの全室に、無垢のフローリング材を納めることになった。これって社内でも珍しいケースだ。というのも、プレイリーホームズが扱う建材は戸建住宅をメインターゲットにしているからだ。これがマンションとなると、勝手が違う。なにしろ納品量も膨大になる。納品場所や時期も細かな調整が必要になってくる。なにより、やったことがない。

自分にできるだろうかと上司に相談をすると「面白そうだから、やってみなよ」のひと言。上司の軽い雰囲気になんとなく心も軽くなり、気負わずに仕事を進めることができた。その結果、苦労もしたがなんとか無事に納めることができた。思えばあの時、上司に「大丈夫か」なんて心配をされたら、怖くなって挑戦できなかったかもしれない。もしかしてそこまで読んでの「やってみなよ」だったのか?真相は、今も定かではない。

Story.03

「やってみなよ」と言える上司で、いられるかどうか。

時が経って経験も知識も増え、部長という立場で仕事をするようになった。とは言ってもプレイリーホームズの管理職は、いわゆる「プレイングマネージャー」だから、自分の担当商品も顧客も持っている。ただ、若手のみんなを支えることも仕事のうちだ。この立場になって、思うことがある。「やってみなよ」と背中を押すことの大変さだ。

この会社では、若手もベテランも関係なしに、自分のやりたいことに挑戦できる風土がある。それ故に若手から「こんなことをしてみたい」と相談を受けることもしょっちゅうある。ただ、不安要素がどうしても見えるのだ。そんな時、「本当に大丈夫なのか」と心配することはむしろ容易い。逆に、「やってみなよ」と背中を押すのは、自分も一緒に責任を背負う覚悟が必要だ。若い時に私の背中を押してくれた上司は、たぶん、そこまで考えてくれていたのだ。だから自分も、懸念を伝えるより「やってみなよ」と言える上司でありたいと、いつも心がけている。

Story.04

この先もやってみたいことは、
いくらでもある。

自分自身、この先もやりたいことがいっぱいある。まだイメージが固まらないもの。なんとなく想像できるもの。いつも、いろんなアイデアが頭の中を巡っている。その中の一つに、ビンテージというキーワードがある。きっかけを与えてくれたのは、若い頃の、あるお客様との経験だ。社長と会話をする中で、よく北欧に買い付けに行っていることを話した。すると、趣味で北欧のビンテージグラスを集めているらしく、買って来てくれないかと頼まれた。仕事とは全く関係ない話だ。でも、面白そうだったので北欧への出張ついでにお目当てのビンテージグラスを代理購入し、届けた。すると、すごく喜んでくれたのだ。

最近、ふとしたきっかけでその出来事を思い出し、これは新しい事業になり得るんじゃないかと思った。北欧に限らずいろんな国でビンテージアイテムを買い付け、国内で流通させる。雑貨なのか、家具なのか。どのように持って来て、どこに売るのか。全て未定。上手くいくかも分からない。ただ、面白そうな予感だけはある。そんなことをボンヤリと考えていたある日、ふと社長にアイデアを伝えてみると、返って来たのは「面白そうじゃん、やってみなよ」との言葉。なんだか思わず、笑ってしまった。

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